PIC学習方式赤外線リモコン受信器 No2
概略
    PICマルチメーカー対応赤外線リモコン受信器をバージョンUPした、学習方
  式の5Ch出力赤外線リモコン受信機で、LCD表示をやめて出力をトグル出力
  とパルス出力(約100ms)のプリセット方式。使用可能リモコンは家電標準
  タイプのみです。

  テレビ及びビデオ用赤外線リモコンの送信器から送信される、コードを記憶し出
  力端子を制御することが出来ます。

  家電製品協会ホーマットに準拠している送信器であれば、殆ど動作可能にしてあ
    ります、当方でソニー製マルチリモコン送信器で確認を行ったメーカーは、松下
    日立、東芝、ビクター、サンヨー、アイワ、フナイ、NEC、富士通、パイオニ
    アのテレビリモコンで確認をしてあります。ただし、各メーカー共製造時期にに
    より、リモコンパルスの変調方式に違いが有るため全て使用出来るわけではあり
    ません。


使用方法

 1・リモコンコード登録方法

  受信コードの学習は、パルス出力Chが有ると出来ません、その為まず電源を切
  りデップSWを全てオフにしてから電源をオンします。

  登録したいChのデップSWをオンにするとモードLEDが点灯します。
  次に使用したいリモコンのボタンを押しセンサーに向かって送信ます、正常に受
  信出来るとモードLEDが約1秒間点滅して登録が行われます、LEDが再び点
  灯状態になれば登録完了です。やり直す場合は、そのままリモコンボタンを押し
  て送信すれば登録出来ます。
  登録が出来たら、デップSWを元に戻せばモードLEDが消灯して通常モードに
  戻りますから正常に登録されたか確認を行います。

  登録したリモコンのボタンを何度か押して、出力がトグル動作をするか確認を行
  います、次にリモコンの他のボタンを押して、出力が動作しないことを確認すれ
  ば終了です。うまく行かない場合は再度やり直してください、それでもうまく行
  かない場合は、リモコンメーカーを変えてください。

  そのまま続けて残りのChの登録を上と同様に行います。5Ch全てのChの登
  録が終了すればデップSWを全てオフにして電源をオフします。



 2・パルス出力モードの設定方法

  パルス出力にしたいChがある場合は電源がオフの状態で、そのChのデップS
  Wをオンのして、その状態で電源をオンして使用すればデップSWのオンしてい
  るChはパルス出力になります。

  パルス出力モードにしたChが1個でもあるとリモコンコードの設定は出来ませ
  んから注意してください。



回路図
機能,規格

  出力端子数		5チャンネル

  出力制御		トグル動作(on-off切り替え)

            シングルパルス(High 100ms)


            流れ込み電流  1本あたり最大25mA
					5本合計最大80mA

            流れ出る電流  1本あたり最大20mA
					5本合計最大50mA

            (注意 最大電流を越えないで下さい。!)

制限、その他

  同じコードを複数登録した場合、一番若い制御出力のみが動作し、そのほかの制御
  出力は動作しません、これは受信コードの照合が最初に合ったアドレスで終了する
  ためです。

  付属のソースファイルは、マイクロチップ社の mpasm.exe でアセンブルしていま
  す。

  JN3QCIさんが基板をおこし配布を予定しています


参考文献

	トランジスタ技術 1998年12月号




最後に

  疑問点等があればメールをください。出来る限りお答えするようにします。

  このプログラムは、フリーウェアーなので、自由に配布可能です。
  使用者自身の責任でご使用下さい。

  「このソフトによってどのような損害が出ても私は責任を負いかねます。」



* 学習方式赤外線リモコン受信器No2ソースファイル*−−ai_rx01.lzh ( 約16kByt )
ファイル内容

	ai_rx01.asm  -----  逆学習リモコンソースファイル
	ai_rx01.hex  -----   上記 Hexファイル
	ai_rx01.gif  -----   上記 回路図
	readme.txt   -----  説明ファイル



バージョン履歴

	Ver 0.1    01/01/20
	    スタートバージョン






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