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更新日 1998/9/17


シミュレーションゲーム界にアニメ系と言うひとつのジャンルを作り上げた一番の立役者「ツクダホビー」…。
(って言うか、ここ以外はほとんど作っていない…、バンダイもあの頃はガンプラで手一杯だったのでしょう…。)
その、ツクダホビー シミュレーションゲームシリーズの歴史をご紹介します。

ご意見、ご感想は
こちらまで

ジャブロー戦役[JABRO](JA)

ツクダシミュレーションゲームシリーズの第1作。
実は自分はこれをほとんどプレイしていない、2〜3くらいかな…。
ユニットがMSだけでなく武器、パイロットまでがひとつのユニットになっていた。
今思えば、この頃からデータカードor一覧表方式を採用してればもう少しプレイアブルだったろうに…。
ルールは「NEW TYPE」とほとんど同じだが、地上戦特有の「死角の発生」、「高度差」等により、
戦術性は後述の「NEW TYPE」より高く、その分少しルールも複雑。
地上戦と宇宙戦で好みの別れるところだろう…。
発売当時、中学生だった自分はより種類が豊富でハデだった、「NEW TYPE」の方が好みだった…。


激戦!ア・バオア・クー[FORTRESS](FT)

数少ない(唯一?)ガンダムでの作戦級ゲーム。
自分が始めて体験したシミュレーションゲーム。
1ユニット艦艇1隻、MS1小隊、MA1機の編成。
システムは単純で先攻後攻に別れて、移動/攻撃の繰り返しでの物でした。

当時、中学生にはあまりにも高価だったこのゲーム、箱を眺めても何物か解らない、
とにかく、「ゲーム売り場に置いてあるのだからゲームなんだろう…。」って、ことしか解らない状態で、
ただ指を咥えて眺めていたのですが、「ガンダム」と名が付けば何でも買っていた仲間内でカンパして
買うことが決定。中を開けて見てルールだけで本になっているのには驚きました。
(今となってはたいしたページ数ではないのですが…。)

小説版にしかない「シャア専用ドム」と思われるユニットや「トマホーク」と思われる^^; ユニット等、
結構、ニヤリとさせられました。ビグザムやビグロも複数用意されていて、かなりハデな戦いが可能でした。
今思えば、これが自分のオタク心を育んだのかもしれません…。(~_~;)

初めてだっただけに、色々な悲喜劇が産まれました…。
最初は将棋みたいに1ターンに1ユニットしか移動攻撃しなかったり…、
艦艇やMSに気を取られて要塞の砲台が結構有効なのに気づかなかったり…、
ビーム攪乱幕を全面に張るとビーム兵器主体の連邦がやたら不利だったり…。
(なんで連邦はこんなの使ったんだろ…。)
シミュレーションゲームの面白さを知った一同は「NEW TYPE」、「JABRO」、「イデオン」と次々と買って
行くのでありました…。


以下続く…。


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